近年、「AIに仕事を奪われる」「将来なくなる職業」といった話題を耳にする機会が増えました。
事務作業やデスクワーク、データ処理の多くは自動化が進み、「これから何の仕事を選べばいいのか」と不安を感じる若者や保護者の方も少なくありません。
そして今は、単に不安が増えただけではありません。AIでできることが日々増え続ける一方で、職業選択そのものの難しさも増していると感じます。
かつては「この分野は安定」「この職種は将来性が高い」と言われた仕事でも、技術の進化によって状況が変わることがあります。
実際に、AIの普及によって人の手が必要だった業務が減ったり、仕事内容が大きく変わったりした仕事も出始めています。
たとえば、定型的な文章作成・翻訳・データ処理などは、以前よりも少人数で回せる場面が増えました。
こうした変化が続くほど、これから就職先を考えようとしている高校生や大学生にとっても不安は大きいはずです。
「何を学べばいいのか」「どんな仕事なら将来も必要とされるのか」という問いの前に、仕事選びに迷いやすい時代になっています。
その一方で、AIでは代替できない仕事も確実に存在しています。
そうした仕事のひとつが、現場で行われる土木工事や機械施工の仕事です。
私たち開発工建では、「土木工事」と「機械製造」という2つの分野を軸にして事業を行っています。
この記事では、AI時代における仕事の意味/土木工事会社の将来性/開発工建の事業内容――を例に、
「これからの時代に残る現場仕事の価値」について考えていきます。
AI時代に「働く意味」が問い直されている
AIや自動化技術は、すでに私たちの身近な存在になっています。
- 書類作成
- 翻訳
- 会計処理
- データ分析
こうした仕事は、年々人の手を必要としなくなっています。
一方で、どれだけ技術が進んでも、完全に機械任せにできない仕事があります。それは、
- 天候や自然条件に左右される仕事
- 現場ごとに判断が必要な仕事
- 安全や品質に責任を持つ仕事
です。土木工事と機械製造は、まさにその代表例です。
土木工事は「同じ条件が二度とない」
私たちの仕事は、毎日条件が違います。土壌の状態も違えば、天候も違い、現場の環境も違います。
したがってマニュアル通り、プログラム通りに進めるだけでは成り立ちません。
土木工事の現場では、
- 地形
- 土壌の状態
- 天候
- 周囲の環境
- 地域の事情
など、毎回条件が異なります。同じ工事は一つとしてありません。
マニュアル通り、プログラム通りに動かせば済む仕事ではなく、
人の判断と経験が必要不可欠です。
たとえば農業土木工事では、
- 土地の水はけ
- 作物の育ちやすさ
- 地盤の状況
などの要素についても丁寧に見極めながら工事を進めます。
こうした判断は、現場を知る人間でなければできません。
これはAIだけでは代替できない部分です。
経験と感覚、そして責任を持つ人間の判断が必要な仕事なのです。
開発工建で行っているトレンチャーによる暗渠排水工事は、目に見えない場所で地域の食糧生産、ひいては「食」そのものを支えている仕事です。
これもやはりAIによって置き換えられる仕事ではありません。
機械製造もAIだけでは完結しない
トレンチャーや小型ロータリ除雪車の製造には、
- 設計
- 組み立て
- 調整
- 試験運転
- 改良
といった工程があります。
小型ロータリ除雪車の製造も、
- 雪質(雪の重さ)
- 路面状況
- 寒冷地特有のトラブル
などの利用地域特有の状況を考慮して行われます。机の上の設計だけでは完成しません。
実際に使われる現場を想像しながら、豪雪地帯特有の事情を鑑みて、調整と改良を重ねていく必要があります。
ここには、現場を知る人間の経験と判断が欠かせません。
土木工事×機械製造という仕事の強み
開発工建の大きな特徴は、
- 土木工事(現場で施工する仕事)
- 機械製造(現場を支える機械をつくる仕事)
という2本柱を持っていることです。
トレンチャーを使った暗渠排水工事を行い、トレンチャーや小型ロータリ除雪車を製造する。
工事と製造の両方を行っている会社は多くありません。
現場で得た経験が機械づくりに活かされ、機械づくりの知識が施工の質を高める。
この循環こそが、私たちの強みです。
【高卒の方へ】AI時代に仕事を選ぶということ
これから社会に出る皆さんにとって、
- 将来なくならない仕事か
- 技術が身につく仕事か
- 社会に役立つ仕事か
はとても大切なポイントです。
土木工事や機械製造の仕事は、
- 体を動かす
- 機械を扱う
- 技術を身につける
- 経験を積み重ねる
という「技術職」の道です。トレンチャーを使った工事も、トレンチャーや小型ロータリ除雪車を製造する仕事も、
人にしかできない仕事です。
【保護者の方へ】安定した職業としての現場仕事
保護者の方が気にされるのは、
- 長く働けるか
- 将来が不安定にならないか
- 社会に必要とされ続けるか
という点だと思います。農業土木工事のような社会資本の整備に関わる仕事は、私たちの生活に欠かせない分野です。
また、土木工事と機械製造という二つの事業を持つことで、仕事の幅が広く、安定性につながっています。
私たちの仕事は「未来につながる現場仕事」
私たちの仕事は、
- 農業土木工事をはじめとした各種土木工事
- トレンチャーや小型ロータリ除雪車の機械製造
という形で、地域の農業生産と生活基盤をサポートしています。
派手な仕事ではありませんが、社会が成り立つために欠かせない仕事です。
AIが発達しても、「土地を整える」「機械をつくる」「現場で調整する」という仕事はなくなりません。
まとめ|AI時代だからこそ「現場仕事」が価値を持つ
AI時代において、仕事は効率化される一方で、「人にしかできない仕事」がよりはっきりしてきます。
土木工事と機械製造という仕事は、
- 自然と向き合う
- 機械と向き合う
- 地域と向き合う
というスタンスを変わらずに持ち続けながら、今後も私たちの生活を支える仕事です。
働くことの意味が問い直される時代だからこそ、私たちの仕事には大きな価値があり、担うべき役割も大きくなっていると考えています。
AI時代にこそ必要とされる業界に注目


